もぎたて☆ディストピアン

よくばりな浪漫トラベラーに捧ぐ…

帰ってきた異端女芸人

関西に生まれたなら、物心ついた時から漫才、新喜劇、濃ゆいバラエティーなどをテレビで大量に観て育つ事となり、我々の子供の頃も野球やヒーローや歌謡曲などの話題に混じって、
「昨日観た“Wヤング”の漫才、たまらんかったなぁ。」
なんて会話を普通にしていたんですよねぇ…

いや、ホントに(笑)

大人になってからもお笑い好きは治まるはずもなく、特に漫才に関しては常にオモロいニューフェイスを見つける事が秘かな楽しみになってる感があります(^_-)


“オールザッツ漫才”という年末深夜に4~5時間ぶち抜きで漫才とコントを生放送する番組をご存知でしょうか?

もう24年も続いてて、関東などでも放送された事があったとか。

この番組のおかげで、名前も聞かない面白芸人をたくさん知る事ができ、それをきっかけにお笑い番組を尚更チェックするようになった気がします。

もちろんTV番組だけでなく、演芸場やお笑い関連のイベントなんかにも仕事帰りとかによく出掛けています。
東京に行く機会があれば時間を作って浅草・東洋館なんかにも出向くぐらい好きなんです(^o^)


先日も大阪で、あるお笑いトークライブに行ってたのですが、終わって帰る際に出口前でチラシを配ってる女性がいたんです。 
まあよくある光景ですよね。

マスクをされてたので顔は分からなかったんですが、愛想が良かったので思わずそのチラシを受け取りました。

電車の中で何気にさっきのチラシを見てみたところ、どうもお笑いイベントの告知のよう…


出演 “石野桜子” “鮎川ヒロアキ”
イベント名 “サイコ・フォールズ”


『石野桜子…
いかにも芸能人ぽい名前やなぁ。
サイコなんたら言われても興味湧かんし…

石野… 桜子…

ん…待てよ、石野桜子?
何か知ってる気がする名前や…』


直ぐググッてみました。


“元漫才コンビ、ジャドリストの片割れ…”

『なにぃ~! 元ジャドリストぉ~!!』


そうなんです、マスクの女性は昔大好きだった女流異端漫才、ジャドリストの石野桜子さんだったのです!

前述のオールザッツ漫才の記念すべき第1回目にも出演している、知る人ぞ知る漫才コンビ、ジャドリスト。

いやすっかり忘れてましたが(笑)

これだけ小さい頃から漫才を見続けていても、ホントに面白かった女性の漫才コンビとなると中々思いつきません。

ジャドリスト以外なら、“パールピアス”くらい…

千里万里さんはラジオ番組なんかでのフリートークの面白さの方が印象に残ってますねぇ。
ざこば氏&鶴瓶氏と一緒にやってた、
“ポップ対歌謡曲”などは最高でした(^^)


ジャドリストを解散した石野さんはピン芸人として活動されていたのですが、ある事(理由不詳)が原因で躁鬱病にかかってしまい、30歳からの10年間を入退院及びリハビリで失う事となるのです…

2011年にようやく復帰をするのですが、それに手を貸したのが、漫才コンビ“なぎさ”の、“鮎川ヒロアキ”氏。

実は鮎川氏、心理カウンセラーの資格も持っているのです。
聞けば、奥さんも躁鬱病であるとか。

ようするに、心理カウンセラーとその患者の行う前代未聞のお笑いトークライブなワケなのです(;^_^A

私の身内にも実は同じ症状の者がいて、常にその苦悩を見ているので、何か今後の参考になる話しが聞けるかも知れないといった思いもあって、そのライブを観に、会場のアノ“味園ユニバース”へと出掛けました。

白衣を着た鮎川氏と久々にそのお顔を拝見した石野桜子さん。 おっ、かわいい(^o^)

で、果たしてその内容は…


躁鬱病体験までをも笑いでコーティングしてトークのテーマへ変えていってしまう2人の、いや、8対2くらいで石野さんが喋ってましたので、彼女の復活漫談ショーのような趣なのでした。

鮎川氏の組む、“なぎさ”というコンビも今まで失礼ながら知らなかったのですが、この方のトークも凄く面白い!

堅い話しに終始すると思ってましたので、全く意表をつかれましたが、でも行ってよかった(^-^)


しかし…

そうは言っても、石野氏はまだ病と闘っている身。

明るくケタケタ笑ってるお姿からは全然想像がつかないんですがね…



本当に不思議な縁を感じる、伝説の女芸人とのある日の邂逅なのでした(^ー^)


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