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もぎたて☆ディストピアン

よくばりな浪漫トラベラーに捧ぐ…

残念な理髪店

地元にある、ちょっと残念な理髪店のお話しです💈


先日しばらく振りにこの店を利用したのですが…


「あ、いらっしゃい。久しぶりですねー。」

この店の主人と、店内で日々修行を積む二代目の跡継ぎ息子が同時にこちらに寄って来て、おもむろに絡んできます。

愛想良く話しかけてきてくれるのはいいんですが、その後私が座ってからも中々仕事に取りかかろうとしません… 


これには理由があるんです(~。~;)?


お客が来る度、息子に実践訓練をさせようと企む店主と、それを何とか回避しようと喋ってごまかす二代目息子の、客に察知されてる事なんてまるで気にもかけない、面倒な親子のいつもの駆け引きが始まるからなのです(笑)

このジュニア、30を過ぎてるであろう、もうそこそこいい年齢なんですが、向上心がないと言うか、お気楽と言うか、自分の立場が全然分かってないと言うか…

客がカットの希望を言っても、店主の顔を覗いながら、世間話はすれど作業に取りかかる気配が一向にない。

いつもこんな感じ。だから自信のなさを察知される(`ε´)

私たちお客としては、以前の様にベテラン店主の方にカットを絶対にお願いしたいので、

「今回はカットの仕方の要望が多いんやけど… ちょっと手間かも…」

とか、

「時間がないので、出来るだけ早く頼みたいんやけど!」

なんて叫んで先手を打つ訳なんですわ(笑)

これで、100%店主が諦めてハサミを持ちます。


本題はここからです。

店主が仕事してる最中、ジュニアは何をしているか?

ひたすらスマホいじりです(-ω-;)
掛かってきた電話にも平気で出ちゃいます。
そして時折テレビを見つめます。

客前でやる事でしょうかね?(/_;)

親父もきっちり指導しろやー。

いやいや、指導する以前の問題か( ̄。 ̄;)


カットが終わってからは顔剃りです。
カミソリでやる訳なんですが、店主はやりません。昔はここから奧さんに交代してたのですが、普通に上手でした。

し、しかし今は…


ジュニアに担当させてます。

これだけは必ずやらせるのです。
本人もやろうとします。


『痛い! 痛いって !!💦』


私も前に一度だけジュニアの手にかかった事があります。
ええ、見事にずーっと痛かったです(+o+)

生まれてこのかた、こんなヘタクソな顔剃りを体験したのは初めてでした。


修行中とは言え、こんなレベルで実践訓練をさせてたら、客離れに繋がる危険性が…(゜Д゜)

店主はそんな事もお構いなしに、息子の顔剃りの間、店のソファーに座って今日もタバコをふかすのです…(*_*)

客前でよく平気で吸えるよなぁ…
理容組合の役員さんらしいんですがね、この方…

で、今回は顔剃りはパスしました(-_-;)


店主は凄く話し好きで、奧さんとの旅の話を特によく聞かせてくれます。
もう世界中を旅していて、色んなエピソードを持ってる。

『ブログ始めたら、いい記事書けるだろうに…』

理由は忘れましたが、これまで行った所のNo.1は、“エジプト”だそうです。


あと、お客さんが近年減ってきたと嘆いたりもします。


『やっぱりかい!』



それは店にも大いに原因があるからなのでしょうが、若い客の理容院離れが加速し、美容院に流れてしまってる事と、理容組合なるものに加盟していない低料金の店が増え、そちらに客を取られてる事の2つが主な理由だとか。

理容組合に非加盟の店だと、料金や定休日や営業時間をフリーダムに設定出来るのだそう…

その形態のお店に、かなりの顧客が流れているらしく、やはり一般の理髪店はかなりの打撃を受けちゃう訳です。


小泉政権時代の規制緩和政策が今のこの状況を作り出したらしいんですがね…


聞けば、今後の生活の為に組合脱退をほのめかす理髪店が増えているそうです。

ここの店主はそれを懸命に引き止める役目も担ってるとの事ですが、まずは足許を見て欲しいよなぁ…(笑)


最近では理容学校の生徒がガタ減りし、美容学校に流れているという…

親の店を継がない子供も増えているらしく、あれだけ多かった理髪店も徐々に少なくなってきてる気がします。

皮肉な事に、外国人が日本の理髪店の技術とサービスを絶賛してたりするんですよねぇ…


店を継ぐ意思のあるこのジュニアは、ひょっとしたら今の時代には貴重な存在なのかも知れませんね(^_-)

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